2015年3月25日水曜日

なぜ留学か その1

そもそも、なぜ海外の学校に行くのか。日本の学校ではダメなのか。

いろいろと理由があるとは思いますが、個人的に挙げられるものは以下のとおり:

1.社会人の受け入れやすさ

一般的に、日本では専門的なフィールドの場合、
社会人を受け入れる体制があまり整っていない気がします。
(もちろん、「社会人枠」というのはあります。)
社会人は経験こそあるものの、専門的な知識は修士から直接博士課程に入ってきた学生には及びません。
どのくらいその経験値を重要視するかが海外の大学と日本の大学で異なる気がします。

(日本の博士課程受験は実際にする機会がなかったので、募集要項を読んだ感想です。)


2.日本で経験できないことを経験する

これは学術的にも生活的にもです。
個人的には生活的な部分が大きいのですが。

世界は広いです。
その広い世界の「日本」という小さい一部分だけを見・経験することは悪いことではないけれど、
つまらないような気がします。
日本でも世界で起こる様々なニュースを報道しているので、
日本にいながらにして世界で起こっている大部分を知ることができます。
しかし、その国で生活するからこそ経験できる・知りえることも多くあります。
(その国・日本の良さ、生活の苦楽、など)

いくつかの国での生活を経験したって、別に偉いわけではありません。
ただ、その国々での経験で広い視野を入れられるというのは
貴重なことのような気がします。

そして、日本語以外を使って生活するというのも良い経験だと思います。
その国の文化などをくみ取ることもできますし、他の言語を身につけることができます。
自ずとその国の人々と関わることになります。
それはきっと人生においてプラスとなるはずです。

いろいろと理由を述べましたが、日本人は放っておいても
いつまでも日本に住むことができる(はず)なので、
若いうちに他の国々で生活する方が面白いんじゃないか、ということだと思います。